概要

このハンズオンでは、Deployment マニフェストの基本的な使用方法について学習します。マニフェストとは、Kubernetes で実行されるリソースを定義するファイルのことです。このハンズオンでは、複数のPod を実行できる Deployment リソースのマニフェストを主に利用します。

目標

このハンズオンでは、次のタスクの実行方法について学びます。

• Deployment マニフェストを作成してクラスタにデプロイする
• Deployment に含まれる Pod の手動でのスケールアウトとスケールインをトリガーする
• Deployment のロールアウト（新しいバージョンへのローリング アップデート）とロールバックをトリガーする

プロジェクトの作成

このハンズオンは、視聴者ご自身が Google Cloud にプロジェクトを作成している前提で進めます。プロジェクトの作成方法（Google Cloud の利用方法）については、各自ご確認ください。

API の有効化

Kubernetes Engine の API が有効化されていない場合は、有効化してから作業を進めてください。コンソール画面左上の[ナビゲーションメニュー]から[Kubernetes Engine]を選択して[有効にする]ボタンを押してください。

Google Cloud Shell の有効化

Google Cloud Shell は、デベロッパーツールと一緒に読み込まれる仮想マシンです。5 GB の永続ホーム ディレクトリが用意されており、Google Cloud で稼働します。 Google Cloud Shell は、GCP リソースへのコマンドライン アクセスを提供します。

1. GCP Console の右上のツールバーにある、「Cloud Shell をアクティブにする」ボタンをクリックします。

   https://cdn.qwiklabs.com/vdY5e%2Fan9ZGXw5a%2FZMb1agpXhRGozsOadHURcR8thAQ%3D

2. Continue をクリックします。

   https://cdn.qwiklabs.com/lr3PBRjWIrJ%2BMQnE8kCkOnRQQVgJnWSg4UWk16f0s%2FA%3D

   [Cloud Shell の起動] はダイアログ ボックスが表示されたらすぐにクリックすることができます。

環境がプロビジョニングされ、接続されるまでしばらく待ちます。接続した時点で認証が完了しており、プロジェクトに各自のプロジェクト ID が設定されます。以下に例を示します。